空き家対策法について
カテゴリー : 行方日記
空き家対策法が施行されました。
全国で820万戸の空き家があり、そのうちの約700万個は何らかの管理がされているとのことですが
残りの120万個は管理がされていないことになります。
当社のある地域でも今年の冬は雪による倒壊などもあって今後何らかの対応が必要になってくると
思います。
国の施策としては住宅ストックの充実が謳われていますが、建築業界的にも新築住宅に依存している部分も
多くあり、「中古住宅に付加価値(リノベ等)を付けて…」という理想は都市部ではともかく地方では
まだ一般的な認識になっていないように思います。
空き家対策法では行政代執行として家屋の解体ができるようになりますが、空き家を壊した場合の
固定資産税の増加の問題などは残ったままです。人が住めるような状態ではないものは仕方がないと
してもある程度管理されているものであれば、一部の自治体では行っているようですが
Uターン、Iターン希望者を募って空き家をリフォームして子育て世代に適正な値段で供給することができれ
ば、地域の活性化に繋がり最大の空き家対策になるのではないでしょうか。
- <「協力業者会旅行に行ってきました」前の記事へ
- 次の記事へ「畳を剥がしてみたら・・・」>