「長生きの時代に60歳で考える家づくり」
カテゴリー : 行方日記
日経新聞(2012年10月24日付)に「90年人生の住宅すごろく」というタイトルで
少し気になる記事が出ていました。
=以下、記事抜粋=
賃貸で新婚生活をスタートさせて後に一戸建て。そんな「住宅すごろく」が成立したのは
バブル崩壊以前のこと。低成長で寿命が延び続ける今、どう望む住まいで暮らし続けるか。
=抜粋終わり=
住宅の購入パターン別に比較して、金融資産の減少を試算した記事が出ていたのですが、
現在、住宅の一次取得年齢が速まっていますが平均年齢から見ると60歳でローンを完済しても
その後25年~30年は住まなければなりません。
現在「子育て応援」、「アパート並みの返済で今のうちに…」のような謳い文句が多く住宅に
関しては見受けられることが多いですが、実はローンが終わってからもローン期間と同じだけ
住んでいただく期間があるのだなと改めて思いました。
当社のお客様にも高齢の方が多くいらっしゃいます、今年は2棟、施主様が60歳以上の新築物件
があります。(現在そのうちの1棟が施工中です)
今までは2世帯同居でというパターンはありましたが、単独世帯で60歳以上で新築というのはあまり
なかったケースです。
この施主様に共通しているのは、現在から未来をよりよく過ごしたいという思いです。
60歳を過ぎてからの家づくりは、小さくても快適で自分の好みのものに囲まれて過ごす…
人生の仕上げの期間にふさわしい家。
そのお手伝いができればと、新聞記事を読みながら改めて考えました。
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